ことわざ
うかうか三十、きょろきょろ四十
意味
歳月はあっという間にすぎてしまい、あっという間に歳を取ることのたとえ。
類句
少年老い易く学成り難し
対義
三十の尻括り
補説
時間の流れはあっという間で、うかうかしている間に、あっという間に歳をとってしまうことのたとえです。
ぼんやりと三十代を過ごし、四十代になってから慌て始める姿を、ちょっとコミカルに表していますが、ただぼんやりしていると、あっという間に時間を浪費してしまう、と警告している言葉です。
大人になるにつれて、一日一日は本当に早く過ぎていくような気がしますね。だからこそ、しっかりと目標を立てておき、時間を無駄にしないように努力することが大切だ、と教えてくれています。
「うかうか三十、きょろきょろ四十」の使い方

色んな事件も起こってるし、政治もいろいろ心配なことがいっぱいだよね~。

目標の無い若者、みたいなニュースをやってて、それを見てたら、オラなんだか不安になっちゃったニャンよ~!

あっという間に、うかうか三十、きょろきょろ四十になっちゃいそうで、怖いよね~。僕も、今年は何か目標を探すよ。一緒に頑張ろうね。
「うかうか三十、きょろきょろ四十」の例文
- このままでは「うかうか三十、きょろきょろ四十になってしまう」と怖くなり、30歳を目前に彼女にプロポーズして結婚した。守るものができて、気持ちは少し変わったと思う。
- 女一人で結婚もせずにいると、うかうか三十、きょろきょろ四十になることを心配されている気もするが、若いころから貯金に勤しみ、目標だった猫も迎え、それなりに幸せに暮らしている。
- うかうか三十、きょろきょろ四十はよくないといわれているが、なかなかやりたいことも見つからないし、焦らず探していきたい。
最近、テレビを見てると将来が怖くなってくるニャン…。