ことわざ
飢えたる犬は棒を恐れず
意味
生活に困った人間は、危険な行いや悪いことをするのも恐れがないというたとえ。
類句
痩せ馬鞭を恐れず
疲馬は鞭箠を恐れず
補説
困窮し、追い込まれた人が、リスクを無視して危険な行いや悪事に手を染める姿を、飢えた犬が棒を恐れず、食べ物を得ようとすることに例えたことわざです。
「そんなことにはならない」と思っていても、その日の食べ物にも困るような状況に置かれた時、日頃の自分では予想もつかないような行動に出てしまう人も、決して少なくありません。
生き抜くためには、普段は想像もできない危険を冒す必要がある、ということを表したことわざではありますが、いざという時には自分自身の生活を守るため、そうした「万が一」に備えておくことの大切さを教えてくれているようにも見えますね。
「飢えたる犬は棒を恐れず」の使い方

やっぱり、課金してる人とは全然違うものなの?

やっぱり、装備とかは課金ユーザーとかなり差があるニャンね。
でもその人、無課金なのにめちゃくちゃ強くて、ボコボコにされて装備を根こそぎ奪われたニャン…。

なんだい、その、飢えたる犬は棒を恐れず、みたいな、治安の悪そうな世界観のゲームは…。
「飢えたる犬は棒を恐れず」の例文
- 不況のせいか、危ないバイトに手を染める若者が増えているらしい、飢えたる犬は棒を恐れず、とはよくいったものだ。
- 突然職を失い、もはや飢えたる犬は棒を恐れず、の精神状態に陥っていたが、それを知った友人が助けてくれて、すっかり頭が上がらない。
- 飢えたる犬は棒を恐れず、のような人が起こす事件がこれ以上増える前に、行政にできることはないのだろうか。
オンラインゲームしてたら、無課金ユーザーが来たんだニャン。