ことわざ
家柄より芋茎
意味
いかに良い家柄でも、食べられる芋がらの方がましである。芋茎なら食べれるが、家柄では食べることもできない。
類句
家柄より食い柄
家の高いより床の高いがよい
補説
良い家柄でも、それだけでは、生きていけない。食べることを考えたら、家柄では食べることはできないが、芋茎なら食べられるので値打ちがあるということ。
家柄(いえがら)と芋茎(いもがら)の語呂合わせで、堕落して名家を揶揄したもの。なお芋茎は芋幹とも書き、読みは同じである。
「家柄よりも芋茎」の使い方

ミケちゃんは名家出身だから素敵な猫ちゃんなんだろうね

それが違うニャン。自慢ばっかりするいやな猫ニャン。

そうなんだ。それは「家柄より芋茎」だね・・。
「家柄よりも芋茎」の例文
- 家柄より芋茎と自慢する人がいるが、出身じゃなく、実力が大事な世の中だ。
- 食べていける仕事をするほうがいいよね。家柄より芋茎じゃ、腹の足しにはならないわ。
- 友達は、家系や出自が大事と常々言っているが、人望がなく家柄より芋茎と改めて思った。
オラの友達のミケは、名家出身だニャン。