ことわざ
一念、天に通ず
意味
一生懸命取り組むことで、その気持ちが天に通じ、物事を成し遂げられるということ。
類句
一念、岩をも通す
石に立つ矢
雨垂れ石を穿つ
精神一到何事か成らざらん
蟻の思いも天に届く
為せば成る
補説
強い信念を持って取り組むことで、天にその思いが通じて、物事をやり遂げることができる、ということわざです。
天に届くほど強い気持ちを持つことが大切だ、という意味合いなので、仕事や勉強、あるいは好きな人への告白など、何かに挑戦する場面で幅広く使える言葉ですね。
「一念、天に通ず」の使い方

そんな資格あるの!?ここしばらく一生懸命勉強してると思ったら、資格試験の勉強してたんだね~!

すっごく難しかったけど、絶対取りたい資格だったから、オラ、がんばったニャンよ。

一念、天に通ずって言うからね~!今日はお祝いに、ちょっと晩ごはん奮発しよう。
「一念、天に通ず」の例文
- 春からは美大に進学することになった。必死に勉強したので、一念、天に通ずものなのだと噛みしめている。
- 入社以来、一念、天に通ずと思って頑張ってきたことが評価されて、新しいプロジェクトを任せてもらえることになった。ますます頑張りたいと思っている。
- 初めてのピアノの発表会で緊張する私に、祖母が「一念、天に通ずのだからがんばっておいで」と励ましの声をかけてくれたのを、今も覚えている。
隊長、オラ「猫じゃらし鑑定士」の試験に合格したニャン!