ことわざ
熱いがご馳走
意味
熱いものは、熱いうちに食べるのがおいしいとするたとえ。
補説
焼き物、汁物、てんぷらなどを筆頭に、日本料理は冷めると味が落ちるものも少なくないことから、遠慮して食事に箸をつけないお客さんや、おしゃべりに夢中になっていて食事の手が止まっている人に対し「熱くておいしいうちに召し上がってくださいね」と勧めるときに使う言葉です。
「熱いがご馳走」の使い方

猫くんち、肉まんのレシピが代々伝わってるの!?
いただきます…これ、すごく美味しいよ!猫くんも食べよう!

隊長には熱々のおいしいのを食べてほしかったんだけど…オラは、猫舌だからちょっと冷めてから食べるニャン…。

熱いがご馳走だと思って、できたてを食べさせてくれたんだね、ありがとう。
それにしても、猫が、猫舌…猫だけに…。
「熱いがご馳走」の例文
- おしゃべりに夢中になって、ピザが冷めてしまっては台無しだ。熱いがご馳走という言葉も聞いたことがある、冷めないうちにいただこう。
- 初めての挨拶に緊張して、なかなか料理に手が付けられなかった私に、彼のお母さんは優しく「熱いがご馳走なのだから」と食べることを勧めてくれた。
- 息子の友達が泊まりに来たので、みんなで餃子を作った。彼らは遠慮していたが、熱いがご馳走だし、気にせずに焼きたてをどんどん食べてほしい。
オラの家に代々伝わる秘伝のレシピで、手作り肉まんを作ったニャン。隊長、食べてみてニャン。