ことわざ
朝雨は女の腕まくり
意味
朝の雨は女が腕をまくるように一時的でありすぐに止むので、恐れることはない、というたとえ。
類句
にわか雨は女の腕まくり
朝雨に鞍置け
朝雨には蓑を巻け
朝雨はその日のうちに晴れる
朝雨は日照りのもと
朝雨と女の腕まくりには驚くな
補説
「女の腕まくり」は、女性が仕事をするために袖をまくり上げることを意味し、このことわざには、すぐ終わるもの、一時的なもののたとえとして登場しています。
「朝雨は女の腕まくり」の使い方

うわっ!猫くんが濡れてしぼんでる!一体どうしたの!?

まんがを買いに行こうと思って外に出たら、いきなりすごい雨が降ってきて途中で帰ってきたニャン。

このあとの天気予報は晴れだから、朝雨の腕まくりだと思うよ。
そのままだと風邪ひいちゃうから、まずは猫くんシャワー入っておいで。
「朝雨は女の腕まくり」の例文
- 朝、散歩に行った父と犬がずぶ濡れで帰ってきたが、帰宅した時には雨は止んでいた。どうやら、朝雨は女の腕まくりだったようだ。
- 朝雨は女の腕まくりともいうが、朝から降っている雨は夕方になっても強くなる一方だった。
- 今朝は雨だと天気予報が言っていたが、朝雨は女の腕まくりだったようで、私が外に出ると雨はすっかり止んで晴れていた。
まったく、朝からひどい目にあったニャン。