ことわざ
仰いで天に愧じず
意味
反省してみても、自分自身の行いや心に何も恥じることがないというたとえ。
異形
俯仰天地に愧じず
類句
清廉潔白
青天白日
補説
このことわざは、中国戦国時代の儒学者で、思想家の顔も持つ孟子の「仰いで天に愧じず、俯して人に愧じざるは、二の楽しみなり(天に恥じることがなく、下の方を見て人々に恥じることがないのが、第二の楽しみである)」という言葉から生まれました。
自分の考えや行動は道徳的に正しいことに従っている、という誇りが表れた言葉です。
「仰いで天に愧じず、俯して地に愧じず」と続くこともあります。
「仰いで天に愧じず」の使い方
え、僕じゃないけど…。猫くん、自分で食べてない?
オラじゃないニャン!博士、あやしいニャン!
いーや!僕じゃないね、仰いで天に愧じずだよ!
「仰いで天に愧じず」の例文
- 周りに何を言われても、私は仰いで天に愧じず、潔白である。
- あなたは悪いことをしていないのだから、仰いで天に愧じずで堂々としているべきだ。
- 仰いで天に愧じずだ、誰かに陰口を言われても、私は全然気にならない。
オラが冷蔵庫に取っておいたプリン食べたの、博士かニャン?