ことわざ
姉女房は身代の薬
意味
年上の女房は家計のやりくりもうまく、夫の扱いも上手なので、穏やかな家庭を築けるということのたとえ。
異形
姉女房は所帯の薬
類句
姉女房蔵が建つ
姉女房は子ほどかわいがる
箆増しは果報待ち
補説
家事や家計のやりくりもうまく、夫の扱いも心得ている年上の奥さんを、円満な家庭を保つ薬にたとえたことわざです。
家庭を支える奥さんが、家族の生活を守る大切な役割を担う存在であることを説いています。
「姉女房は身代の薬」の使い方

へえ~、姉さん女房になるんだね、いいじゃない。

相手もしっかり者みたいだしラブラブらしいけど、おじさんが年齢を心配してずっと難しい顔してるって、おばさんがぼやいてたニャンね。

姉女房は身代の薬っていうし、うまくいきそうな気がするけどなあ。
おじさんは案外、娘をお嫁に出すのが寂しいだけかもよ?
「姉女房は身代の薬」の例文
- 弟が10歳も年上の女性と結婚すると言い出した時は驚いたが、姉女房は身代の薬というやつか、適度に尻に敷かれながらも、幸せそうに暮らしている。
- 近所の老夫婦は奥さんの方が年上だが、姉女房は身代の薬だった、と旦那さんは照れながら話しているし、とても仲がいい。
- 同じ部活の友人は先輩に気に入られて何かと世話を焼いてもらっており、同性同士にも関わらず、姉女房は身代の薬のようだ、と僕はいつも思っている。
いとこのお姉ちゃんが結婚するらしいんだけど、相手が結構年下みたいなんだニャン。