ことわざ
悪に強きは善にも強し
意味
大きな罪を犯すような人は、一度悔い改めると非常な善人になることのたとえ。
類句
善に強ければ悪にも強し
対義
沈香も焚かず屁もひらず
毒にも薬にもならない
補説
このことわざは、大きな犯罪を犯すような人物は、元々とても強い性格をしているため、自分の持った力を良いことに向ければとことん善人になれる、という意味を持っています。
自分が持っている力の使いどころを、決して間違えないようにしましょう、という教訓を含んだ言葉です。
「悪に強きは善にも強し」の使い方

猫の社会にも、同窓会とかあるんだね…。楽しかった?

一番ケンカが強くて悪かったタマオが、ものすごく奥さんと子供にやさしいパパになってて、いっぱい写真見せられたニャン。

まさしく、悪に強きは善にも強しのパターンだったんだね。いいパパになったんだろうなあ。
「悪に強きは善にも強し」の例文
- 元々すごく悪かったという人が、今は実家のお寺を継いで、近所で評判の立派な住職になっている。悪に強きは善にも強しとはこのことだろうか。
- 同じクラスのガキ大将みたいな子はいつも意地悪を言っていたけど、拾った子犬を一生懸命世話しているのを見かけたので、私は悪に強きは善にも強しは本当だと思っている。
- イタズラを叱った私の手を思い切り噛んだ飼い猫が、母と喧嘩して落ち込んでいる私の側に寄り添ってきた。悪に強きは善にも強しなのだ。
同窓会に行ってきたんだニャン。