ことわざ
赤きは酒の咎
意味
責任逃れをする様子のたとえ
補説
お酒が大好きな鬼の頭領、酒呑童子が登場する謡曲「大江山」から生まれたことわざです。
酔っ払いが「顔が赤いのは飲んだ自分のせいではなく、お酒のせいだから」と言い訳するのを、過ちを認めず責任逃れをする人に例えています。
「赤きは酒の咎」の使い方
猫くん、自分で目覚ましかけてたじゃない。それに、止めてたよね。
スイッチ押したら止まっちゃったから二度寝しちゃったニャン、ちゃんと起きるまで起こしてくれない目覚ましが悪いニャン。
すがすがしいほど、赤きは酒の咎みたいなことを言っている…。
「赤きは酒の咎」の例文
- あの人は必死に弁解していたが、その内容は赤きは酒の咎のような言い訳ばかりだった。
- 彼は遅刻したのを向かい風のせいにしたけど、赤きは酒の咎だと思う。
- この状況だと、何を言っても赤きは酒の咎になってしまうから、ちゃんと反省するべきだ。
博士!どうして起こしてくれなかったんだニャン!?