ことわざ
愛、尾烏に及ぶ
意味
人を愛すると、その人を取り巻くすべての物が好きになることのたとえ。
異形
尾烏の愛
愛は屋上の烏に及ぶ
類句
痘痕も靨
対義
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
親が憎けりゃ子も憎い
補説
「愛、尾烏に及ぶ」は、愛する人の家の屋根に止まるカラスまで好きになってしまうほど、愛情が深いことを表しています。
愛情にあふれていることを微笑ましく思うような場面で使うこともあれば、愛するあまりに盲目的になり、周囲が見えなくなっていることを意味するネガティブな側面もある言葉です。
英語
Love me,love my dog.(私が好きなら私の犬まで)
英語の声:音読さん
「愛、尾烏に及ぶ」の使い方
猫くん、また「ネコチャンマンシールチョコ」食べてるの?そのチョコ、そんなに好きじゃないって言ってなかった?
シール欲しさに買って食べてるうちに、だんだん美味しいような気がしてきたニャンね~。もう一個食べちゃうニャン♪
一体何個買ったのさ…。愛、尾烏に及ぶも程々にね。
「愛、尾烏に及ぶ」の例文
- 彼は最愛の彼女の好きな食べ物までも好きになり、まるで愛、尾烏に及ぶだ。
- 彼と付き合っていた頃の私は、彼のイビキまでも愛しくて、愛、尾烏に及ぶ状態になっていたと思う。
- 愛、尾烏に及ぶとは言うけれど、あの人の性格を考えて、もう少し冷静に恋をするべきだ。
ウ~ン、なかなか好きなキャラのシールが出ないニャンね~。